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イップス研究報告⑪

投球とテコの原理 

 体を動かす時、3パターンのテコが存在します。第一のテコは、支点が真ん中で端が力点と作用点になります。第二のテコは、端に支点で真ん中が作用点で逆端が力点になります。第三のテコは、端に支点で真ん中が力点で逆端が作用点になります。

問診

 イップスが発動された時、選手の体は屈筋優位の状態に陥ります。筋力に依存する投げ方は、より屈筋優位を強めてしまいます。逆に物理的な力を利用した投球は屈筋優位を弱めてくれます。今回説明していくテコの原理は筋肉が骨から骨へ関節をまたいで付着している以上、体を動かす時に必ず使っています。体を動かす時に無意識の内にテコを必ず使っているものの正しく使えているか、より効果的な使い方が出来ているかということが重要になってきます。

 例えば5tの重さの像がシーソーに乗っていたとします。像の乗っている位置は支点から5cmのところとします。50kgの人が5tの像をテコを使って持ち上げることが出来るでしょうか?

 5000(kg)×0.05(m)=50(kg)×□  5000(kg)×0.05(m)/50(kg)=5(m) 計算上の話ですが、支点から5mのところに50kgの人が乗ると5tの像と釣り合って5mを超えると像を持ち上げる事も可能ということになりなす。それほどテコの力は強力だということです。

 

問診

 

 人体の中にテコとして働く部位は無数に存在します。その中でも投球時に使う重要な大きなテコについて説明します。

問診

 まず1つ目のテコは投球時に正面から見た場合、グラブを持っている方の腕が力点で胸が支点になりボールを持った手が作用点です(第一のテコ)。本来、支点から力点や作用点の距離が遠ければ遠いほどテコの力は強くなりますが、投球の場合は回転運動をしながらテコを使うことを考えればグラブをはめている腕をコンパクトに使い、体幹軸の回転速度を上げる必要があります。フィギアスケートでも腕を伸ばし広げた時の回転速度は遅く、腕を曲げて体幹に近づけた時の回転速度は速くなります。逆に作用点は支点から出来るだけ離れた位置に持って行きテコの力を最大限使います。意識して支点から作用点の距離を離すのではなく、遠心力が上手く使えていれば勝手に離れます。体幹の回転にボールを持っている方の腕が振られれば、遠心力が働きリリースの手前ぐらいで支点から作用点までの距離は最大になります。作用点と力点の力の方向は支点を中心に真逆の方向になります(上の第一のテコの図を参照)。正面から見た時、このようなテコの使い方が出来れば物理的に正しい投球に近づきます。

 

問診

 

 次に2つ目のテコは、横方向から見た時に踏み出した足の股関節が支点になり胸が力点でボールを持った手が作用点になります(第三のテコ)。股関節が支点になり胸辺りを力点とした前方への力が生まれ、その力に腕が引っ張り出されるように振られ手が作用点となります。

問診

 股関節を支点として力点である胸辺りの前方への力に腕が引っ張られながら出て来る時、体幹・腕はしなります。体幹や腕がしなれば弓矢のように張力もテコの力にプラスして使え、より強い力をボールに伝えることが出来ます。

問診

 投球時の技術面の話になりましたが、投球時にこれらのテコを上手く使うことでイップスの時に起こっている屈筋優位や硬直を軽減しスムーズに投球することが出来ます。リリースの瞬間、テコや遠心力が上手く使えていればボールに上手く力が伝わり自然とボールが手から離れて行きます。リリースの瞬間に迷うのはこれらの物理的な力が上手く使えていない可能性が高いと思われます。

2019年05月12日

イップス研究報告⑩

 正しい投球動作は体重移動し踏み出した足が着地した時には、ボールを投げる手がトップの位置に来ていて、踏み出し足の着地と同時ぐらいに軸の回転運動が起こり、その軸の回転に腕が引っ張られるように振られてボールを投げるという一連の動作になります。

問診

 正しく連動した投球動作は、車の運転に例えるならアクセルを踏んだ状態です。ロスなく体重移動や回転運動の力を生かして腕が振られるという動作です。速い球・遅い球・遠くに投げる・近くに投げるなどを調節するのは、アクセルを強く踏むか弱く踏むかです。投げる動作の途中にブレーキを踏むという行為は必要ないですし、踏んではいけないということです。あくまでもアクセルだけでコントロールすることが大切です。

問診

 

 イップスの場合、投球動作の途中でブレーキをかけてしまっていて一連の連動した動作が出来ないのです。なぜブレーキがかかるかというと心の問題(防衛反応が働く、躊躇い加減するなどの感情が働く)もありますが、技術的なことで言うとそれぞれの関節が動きたい方向と動きたくない方向があるとしたら、関節のどこかが動きたくない方向に動かされている。または関節が動きたいタイミングと動きたくないタイミングがあるとしたら動きたくないタイミングで動かされている。

問診

 

 人体の関節の構造の説明です。胸郭と肩甲骨の間にできる関節が肩甲胸郭関節・胸骨と鎖骨の間にできる関節が胸鎖関節・肩甲骨と鎖骨の間にできる関節が肩鎖関節・肩甲骨と上腕骨の間にできる関節が肩関節・上腕骨と尺骨の間にできる関節が腕尺関節・上腕骨と橈骨の間にできる関節が腕橈関節・橈骨と手根の間にできる関節が橈骨手根関節・手の関節として手根間関節、手根中手関節、中手指節関節、指節関節などがあります。肩から先だけでこれだけの関節があって、それぞれに関節の特徴があり動きが様々です。これらの関節を意識的に連動させて動かすのは至難の業です。

 

問診

 

 当院では、関節の構造を踏まえた上で重力・作用反作用の力・慣性の力・遠心力・テコの原理などを最大限利用して投球動作を作ります。その選手にとっての正しい投球ホームはいくつもある訳ではありません。正しい投球ホームは一つだけです。関節の構造を踏まえた上で物理的な力を利用すれば一つの投球ホームに辿り着きます。良いホームとは、筋力を出来るだけ使わず物理的に生まれたエネルギーをボールに伝えるといった形になります。その投球ホームこそが筋肉や関節に無理のない正しい形です。大切なことはリリースの瞬間にしっかりとボールに力を伝えることです。力一杯投げなくても物理的な力を使いこなせれば速い球を投げれますし、自然とコントロールも良くなります。無理なホームの修正をするのではなく、ドリルをこなして行きながら自然と物理的に正しい関節の使い方が習得できるようにして行きます。

2019年04月01日

イップス動画配信のお知らせ

 誰にも相談出来ずにイップスで悩んでいる選手は多いと思います。そんな選手たちに向けてのイップスに関する動画をYou Tubeにアップしようと思います。今、ご自身に起きている事を理解出来れば、ほんの少しかも知れませんが安心感に繋がると思います。何が起きているのか分からなければ不安の中、野球をすることになります。そうならない為に少しでも力になることが出来れば嬉しいです。

 

当院のYou Tube動画について

①当院の単なる宣伝を目的とした内容にならないようにする。

②見た人が不安になるような内容ではなく、少しでも安心して頂けるような内容になるように努力する。

③You Tube上でのコメントは受付けません。(どなたか分からない方に向けて真剣なコメントを返せない為。)

④医学・科学・物理学を踏まえた上で偏った考えにならないように気を付ける。

⑤難しい内容のことを分かりやすく説明するように努力する。

⑥イップスはメンタル的な部分も関わるので、どういう人間が治療するのか知って頂く。

 

 

2019年03月22日

イップスのお父さん応援します

親子キャッチボール
 学生時代野球部で頑張っていて、その頃にイップスになってしまい何年も経った今も引きずっている方は多いと思います。お子さんとキャッチボールしたいという気持ちは、あるものの投げることに対しての恐怖感や自信が持てなく避けてしまう。お子さんからしてみればキャッチボールしたいとお願いしても、何だかんだ言い訳されて断られるとこは悲しいことだと思います。

問診

 お子さんとキャッチボールが出来る時期は限られています。親子でキャッチボールをしたということは二人にとって大切な思い出になります。イップスを克服することは自分自身のことを深く知ることに繋がります。克服出来たということは自信に繋がり生活の他の面にも良い影響が出て来るものです。
 私は親子でキャッチボールをすることは大切なコミニュケーションの一つで、大切な思い出の一つになることだと思っています。大切な人生の1ページです。お子さんと楽しんでキャッチボール出来るようにお手伝いさせて頂きます。

2019年03月02日

イップス研究報告⑨

投球おける遠心力 

 今回、技術的な話をしたいと思います。体幹の回転運動で腕が振り出されて遠心力を使って投げるということについて考えていきます。

問診

 紐に重りを付けた振子は、軸に回転する動きがなければ遠心力が働かず真下で停止しています。

問診

 軸を回転させると振子に遠心力が働き、軸から離れながら軸の回転方向に進んで行きます。黄色の矢印の方向に遠心力は働きます。

問診

 さらに軸の回転速度を上げて行くと振子に強い遠心力が働き、軸に対して直角のところに来ます。遠心力が最大でこの位置に来ます。遠心力は中心軸から離れようとする力なので、これ以上振子が上に上がることはありません。

問診

 実際に投球動作の時にどのように遠心力が働いているか説明していきます。サイドスローの場合、体幹軸は地面に対して直角ぐらいで、遠心力が上手く使えている状態の時、上腕軸は体幹軸に対して直角になります。黄色の矢印が遠心力の働く方向で体幹軸から離れようとする方向になります。緑線を見て頂くと手の位置が肘より外側にあります。トップの位置では、手が肘よりやや内側にありますが、(トップの位置で、すでに手が肘より外側に来ている選手がいますが、この投げ方は肘や肩の負担がかかるのでお勧めしません。)遠心力で加速がついた時には手の位置が肘より外側来ます。これは遠心力が働くと体幹軸から離れようとするから自然とそのようになるのです。

問診

 オーバースローの場合は、踏み出した足の方に体幹軸を傾けます。そのこと以外はサイドスローの場合と全く同じです。正しいオーバースローの投げ方は腕を上げているのではなく体幹軸自体が踏み出した足の方に傾くから結果的に腕が上がっているように見えるのです。あくまでも遠心力は体幹軸から腕が離れようとする力で体幹軸と上腕軸の関係は直角になります。(遠心力は黄色矢印の方向)

問診

 アンダースローの場合は、逆に踏み出した足とは反対の方に体幹軸を傾けます。そのこと以外はサイドスローと全く同じです腕を下に下げて投げているのではなく、体幹軸を踏み出した足とは反対の方に傾けるから結果的に腕が下がって見えるのです。この時も遠心力は体幹軸から離れようとする方向です。(黄色矢印)

問診

 悪い投げ方を説明していきます。遠心力が上手く使えている場合、体幹軸に対して上腕軸は直角になります。肘の位置が上腕軸の青線より上がっても下がってもダメなのです。黄色線が上腕軸だとしたら体幹軸と直角の関係になっていないので遠心力は上手く使えていないことになります。次に緑線を見てみると手が肘より内側に来ています。これも遠心力を上手く使えていない証拠です。

 イップスの選手は体幹軸と上腕軸の関係が乱れます。関係が乱れているから体幹回転時に肘か上がり過ぎたり下がり過ぎたりします。体幹軸の遠心力が使えず手は肘より内側を通ります。(屈筋優位も影響する。腕が縮こまる)サイドスローで考えてみると体幹軸が横方向の回転をしているのに手が肘より内側に来ているということは、腕自体は縦に振っていることになり体幹と腕の振りにはバラバラの力が働き体幹の体重移動や回転力はまったく腕には伝わっていないことになります。結果、手投げになるということです。

 イップスの選手の体はホームをいじられること嫌がることが多々あります。当院では動きのドリルをこなしながら正しい関節の動きを身に着け、物理的に正しい投球ホームを自然に習得出来るようにしています。目指すべき技術として①トップの位置では手が肘より内側を通り、体幹軸の回転で遠心力の加わった時には手が肘より外側を通り、しっかり遠心力を腕に伝えられる。②体幹軸の遠心力が腕に伝わり自然に体幹軸と上腕軸が直角になる。③トップの位置の前後で腕に働く慣性の力(物体が進んでいる方向に進み続けようとする力)を有効に使い体幹軸の回転に腕を乗せる。イップスでなくても慣性の力を殺しながら投球している選手はたくさんいます。慣性の力を利用するにはコツがいりますが上手く身に着けられる方法を行います。習得出来れば格段に技術力は上がります。この事は、ほとんどの競技で共通することです。

 イップスを治していくに当たって正しい技術を理解し身に着けることも大切なことの1つです。

2019年02月13日

イップス研究報告⑧

防衛本能とイップス② *すくみ(恐怖)反応 ・身構える・防御勢・恐怖に怯える

 イップスは、いつ起きるのか?ある研究機関の実験を引用させて頂きます。恐怖条件づけ・すくみ(恐怖)反応の実験結果です。マウスに対してブザー音の後に電気ショックを行った。これを何度か繰り返すとマウスはブザー音が聞こえたら、すくみ(恐怖)反応を示すようになる。恐怖条件づけ、すくみ(恐怖)反応の強さは繰り返すたびに増加する。これは、ブザー音の後に電気ショックが来るということを予測し身構え防御態勢をとっていることの表れです。恐怖条件づけ、すくみ(恐怖)反応は魚類、マウス、人間といった多くの生物で認められる普遍的な現象のようです。

問診

 右バッターの時だけイップスが起こるピッチャー。バント処理などでファーストに送球する時だけイップスが起こるピッチャー。バント処理などでサードに送球する時だけイップスが起こるピッチャー。ピッチャーに返球する時だけイップスが起こるキャッチャー。サーブの時だけイップスが起こる卓球選手。パターの時だけイップスが起こるゴルファー。PKの時だけイップスの起こるサッカー選手。ボールは投げられるがダーツが投げられないダーツの選手。練習では起こらず試合の時だけイップスの起こる選手。怖い先輩相手の時だけイップスが起こる選手。監督・コーチに見られている時だけイップスが起こる選手。

 その行為だけ恐怖条件づけされていて、すくみ(恐怖)反応が起こるのかも知れません。行為そのものがブザーの役割をしているのです。送球全般でイップスが起こる選手は、送球そのものが恐怖条件づけられています。素振りは出来るがボールを打とうとするとイップスが起こるゴルファーも同じです。

 

問診

 右バッターの時だけブザーが鳴りイップスのスイッチがNOになるピッチャー。バント処理などでファーストに送球する時だけブザーが鳴りイップスのスイッチがONになるピッチャー。サーブの時だけブザーが鳴りイップスのスイッチがNOになる卓球選手。また球場・体育館・競技場に行くだけでブザーが鳴りイップスのスイッチがONになる選手がいたり、家を出て球場・体育館・競技場に向かっている時に早々とブザーがなってしまう選手もいると思います

 一度の失敗では条件づけされなくても、次は失敗出来ないと強く思い再度失敗してしまう。気持ちは焦りパニックの状態でもう一度失敗してしまう。それは恐怖体験となり心にトラウマとして残ります。それと同時にその行為が条件づけされイップスを発動させるブザーが出来るのです。

 ボールを投げる時、リリースの瞬間にイップスが起きているのではなく、少なくとも投げる行為自体がイップスで、その行為が始まった時点から起きていると考えられます。リリースの瞬間が気になるのはよく分かりますが、貯まった運動エネルギーを最終的にボールに伝える瞬間がリリースに過ぎません。リリースの瞬間だけを見るのか、全体像を見るのかでイップス改善のアプローチは、まったく違うものになってくると思います。

2019年02月08日

イップス研究報告⑦

防衛本能とイップス①

 動物には防衛本能がある。危機的状況が迫った時に命を守る手段として①闘争(攻撃行動)②逃走(危険対象から離れ命を守る)③防御(・背を向けて丸くなる・硬い背部を表にする・表面積を小さくする・柔らかい腹面には大切な内臓があるのでしっかり守る)。地球に最初の生命が誕生したのは約 38億年前のことです。進化の過程で生き残るために動物はいろいろな本能を獲得して来ました。その中の1つが防衛本能です。

問診

 もちろん防衛本能は人間にも備わっていて、例えば工事中のビルの近くを歩行中に、「危ない!」という声が聞こえたら咄嗟に頭を隠して体を丸くすると思います。人間の場合、学習して危険な時には大切な頭を守るということを意識的にやっている部分もあると思いますが、無意識的に防衛本能が働いて体を守る態勢になっている部分もあるのです。

 

問診

 スポーツにおける大事なプレーの時にミスしてはいけないと思う気持ちやミスをして落ち込む気持ちやミスによる羞恥心は、危機的状況として処理されてしまうことがあります。危機的状況での恐怖体験はトラウマになり心に残ります。体験したことが恐怖かどうかは意識的に決めるのではなく、無意識的に心が恐怖だと感じれば恐怖でありトラウマになってしまうことがあるのです。トラウマが心の中に残り同じ恐怖を予感させる状況になった時、危険を避け生き抜くための防衛本能が無意識に働きます。

 正しい運動は骨盤が前傾気味で伸筋がやや緊張した状態で行われる。体重移動や回転運動がスムーズに出来る状態です。

 

問診

 逆に危機的状況を予感して防衛本能が働いた状態が心の面から見たイップスの状態で無意識に防御態勢をとろうとする。防御態勢とは、体を丸くし腕や足は曲げた状態です。イップスの起こっている時、体幹は屈筋優位の状態となり骨盤が後傾し背中はやや丸くなる。手・腕・足も屈筋優位で伸びにくくなる。

 

問診

 イップスで骨盤が後傾し背中がやや丸くなった状態では、まず体重移動と回転運動が上手く行かない。胸を張る動きも出来ないのでトップの位置に手を持って行けない。腕も屈筋優位の状態で投げる・打つの動作の時、腕が縮こまり、手の筋肉も屈筋優位でボールが指に引っ掛かり地面に叩きつけるような送球になる。ボールが指に引っ掛かることを避けたくて無理やり力を抜こうとするとボールの下を指で撫でる形になり高めに浮く。酷いと投げる動作の途中で落球する。イップスの選手でよくある話ですが感覚が無く自分の腕・手ではないように感じる。手に手袋をハメている様で感覚が鈍い。最終的に自分の身を守れず動物が捕食動物に捕食される時、防衛本能の最終手段として痛みを感じないように麻痺状態になると言われています。もしかしたらイップスの腕・手の感覚が鈍くなるのも関連性があるのかも知れません。

 イップスは動物が本来、命を守り生き抜くための防衛本能が正しく働いた状態で異常なことではないと思っています。健康な状態の選手に当たり前に起こり得ることなのです。

2019年02月06日

イップス研究報告⑥

イップスの起きやすい力加減と距離

 下の奇妙な絵は、ホムンクルスの脳の領域と言って脳の領域の割合を示したものです。絵を見ると手がとても大きくなっているのが分かります。手がより敏感で繊細な動きが出来る事を示しています。サッカーなど足をよく使う競技の選手の場合、鍛錬のよって足の領域が大きくなるので足の動きに関してもイップスは起こります。失敗などがトラウマになり不安な気持ちになった時、感覚が敏感で繊細な動きの出来る手に頼りたくなります。でも手に頼ろうとすると過剰に手先に意識が行き手先主導の投げる・打つという動作になってしまいます。本来、足→体幹→腕→手の順番で力が伝わるのに手先始動になると動くタイミングがバラバラになり、それを察知した脳は異常に気づき動きを停止するか筋肉が硬くなります。それが運動面から見たイップスのメカニズムと言ってもよいのかも知れません。期間が長くなれば手先主導の間違った動きを脳は記憶してしまいます。

問診

 イップスは微妙な距離や微妙な力加減で起きやすいと言われます。当院のアンケートでも中間距離で30~70%の力加減の時にイップスは出やすいという結果になっています。近距離や10%ぐらいの力加減の時は出にくい。また遠距離や100%ぐらいの力加減の時も出にくいという結果になっています。今回この事について解説して行きたいと思います。      

 まず距離が近いと的が大きくなり、距離が離れるにつれて的が小さくなる。逆に距離が遠すぎる場合には相手がボールに合わせて動ける時間的余裕が生まれるので的を大きく設定出来る。だから的が小さくコントロールが要求される中間距離の時、手先に意識が行きやすくイップスが起こりやすい。

問診

 10%ぐらいの力加減で投げたり打ったりする場合、比較的近距離なことが多いので的が大きくイップスが起こりにくい。近距離だと手投げ手打ちでも対応出来てしまう。腕を振る速度が遅いので誤魔化しが利く。

 30~70%ぐらいの力加減の時は中間距離のことが多く、的が小さく手先に意識が行きやすい。微妙な力加減をしようとすると足の踏み込み幅は小さくなってしまう。足の踏み込み幅が小さいと体重移動と体幹の回転運動が上手く行きにくい。図B

 100%ぐらいの力加減の時は、中間距離であっても足の踏み込み幅が大きくなりやすく体重移動と体幹の回転運動が上手く行きやすい。遠距離は100%ぐらいの力加減で対応することが多い。図A

問診

 スムーズな体重移動や体幹の回転運動を行うには、股関節・腰椎・胸椎・肋骨の1つ1つが動く体であることが条件です。正しい投げる・打つ動作は、腕が体幹の回転によって遅れて引っ張り出されるような運動です。腕が体幹の回転に引っ張り出されるのを待たずに連動の順番を追い越して腕を前に出そうとした瞬間に体幹の動きは止まり体重移動も回転も不十分になります。小さな的を狙おうとすると、もともと過敏で繊細な手先を意識してしまい手や腕主導の運動になり体幹の運動が不十分なものになりイップスが起こりやすくなります。

 治療では、不安を取り除き(心)動ける条件の整った体にし(体)地面をしっかり使いスムーズな体重移動と体幹の力強い回転力を利用し遠心力を最大限に生かして腕を振る(技)ということを身に付けて行きます。

2019年01月16日

イップス研究報告⑤

イップス治療方針

 関節の軸の運動を歯車に例えるなら、投げる・打つという運動は体幹の大きな歯車の動きに伴って肩甲骨や股関節が動き出し最後に末端の歯車に力が伝わります。正しい運動は、体幹や股関節始動で行われます。イップスの選手は、手先に意識が行き過ぎてしまいます。手先始動では、運動動作は上手く行きません。これは、ダーツや弓道でも同じです。ダーツや弓道では、体幹や股関節は動いてないように見えますが体幹と股関節を使って、しっかり軸として機能させなけらば上手く行ません。

問診

 イップスになる前は無かったスイッチがイップスになった途端現れます。プレッシャーのかかる状況になった時、スイッチはONになる。またはスイッチが常にONのままの選手もいます。イップスのスイッチが入ると体幹の歯車の動きに対して肩関節や手関節などの歯車が凍りつき動きにくくなったり、逆方向に動こうとしたりして体幹の歯車に沿った動きをしてくれません。

問診

 

 当院のイップス治療では心・技・体の3つにアプローチして行きます。心は、イップスのスイッチをOFFの状態にしていきます。技は、体幹・股関節始動で他の関節が体幹や股関節の流れに沿った動きが出来るように運動を再構築していきます。体は、骨盤・背骨を矯正しズレや歪みを取り神経の流れを正常にする。骨盤や背骨が正しい位置に戻ると椎骨と椎骨の間にある椎間板がしっかり機能しバランスの良い軸を作ってくれます。

正しい椎間板の機能

問診

 

 スポーツにおけるバランスの良い安定した体幹とは力が釣り合っている状態であって、体幹の静止や固定ではありません。強く固めるような体幹は、実際に投げる・打つといった動作の時に十分に機能してくれません。椎間板の機能をフルに発揮させどんな状況でも瞬時にバランスの取れる安定した軸を作って行くことが大切です。それは、体幹軸の動きに足や腕の動きが影響を受けるからです。大きな歯車の動きに小さな歯車の動きを合わせた方が動きがスムーズですし動きの誤差が少なくなります。イップスの改善で大切なことの1つとして運動動作の再現性を高めることがあります。毎回同じ動きが出来ると思えることが安心感になり自信に繋げてくれます。やみくもに練習を繰り返しても間違った運動パターンが脳にインプットされるだけです。それに間違った運動は、故障に繋がります。間違った動きを続けると歯車の歯が欠けてしまいます。イップスになったら一度冷静になり自分自身としっかり向き合い何をすべきか真剣に考えることが必要です。

2018年12月07日

イップス研究報告④

当院の技術的な考え②

 もしも真っ暗闇で音も聞こえず、匂いもしない風も感じない状態で前に歩くことが出来ますか?

問診

 普段、私たちが歩いて目的地に行けるのは、周りの景色や車の通る音、飲食店から出る匂いや海から来る風など感じ取って自分の居る位置を把握します。自分の居る位置が基準になり目的地に行くにはどうするか考え歩き出します。

 真っ暗闇で自分がどこに立っているか分からなければ、歩いた先に崖があるかも知れないなど自然と自分の身を守るためにネガティブなことをイメージして怖くて前に進めません。

 イップスの選手は、体の軸が不安定で定まっていません。緊張する場面では筋肉が硬くなり体の軸はより一層不安定で定まらないものとなり、自分の体ではないような感覚に陥ります。軸が安定しないということは運動の時に基準となるものがないということです。運動の時に基準となるものがないと、どう投げ始めて良いのかどう打ち始めて良いのか分からなく躊躇します。スタートの時に基準が分からないのでスムーズにフィニッシュまで行くことなど出来ないのです。脳は、軸が定めっていない事を察知しています。だから投げる前からなんとなくイップスが出ることが自分では分かります。(予期不安)

 よくイップスの選手に対してポジティブに考えて楽しみながらやれば乗り越えられるなんていうアドバイスをする方がいますが、私は、それはイップスの選手に対してとても酷なことだと思います。何故なら真っ暗闇をポジティブに考え楽しみながら進めば大丈夫と言っているようなものだからです。本人はとても怖くて不安なのです。その恐怖感は、せめて懐中電灯でもなければ解消されません。イップスでは軸の安定感が恐怖感を安心感に変えてくれます。

 耳の内耳という所に三半規管があります。体のバランスと保つ役割をします。背骨の椎体と椎体の間には椎間板があります。頸椎2番の下から腰椎5番の下まで計23個の椎間板があります。椎骨と椎骨の間でベアリングの役目をしバランスを取るための手助けをしてくれます。椎骨がズレると椎間板の働きが低下してしまいます。

椎間板の機能

問診

 当院のイップス治療では神経の流れを改善することと椎間板の機能を正常にすることを重視します。しっかりとした体の軸を作ることに繋がります。運動指導では、自分の体の軸を意識できるように練習していきます。どんな緊張状態でも自分の体の軸を作ることが出来れば落ち着いてプレー出来ますし、自然と大きく腕が振れます。

 イップスで悩んでいるアスリートの方は、今まで改善の為のいろいろ方法に取り組んできたと思います。それでも思うような成果が出ていない選手やどうにか自分のイップスに慣れ対応しているけど満足出来ていない選手がおられると思います。どう投げるとかどう打つとか小手先の技術では到底解決しません。どう投げると考える前に投げる為の体の準備が整っていないのです。イップスを治すには、アスリート自身の思い込みやいろいろと調べて理解していると思っていることを一度忘れて治療に取り組む必要があります。

2018年11月03日

イップス研究報告③

当院の技術的な考え①

 イップスの特徴の一つとして簡単なプレーほど症状が出やすく、難しいプレーの時は症状が出にくいと言われることがあります。一般的な説明では、イップスは意識が介入するほど起こりやすく、難しいプレーでは考える間がないので意識の介入がなくイップスは起こりにくいと言われています。本当にそれだけでしょうか?そのことについて考えてみます。

問診

 正常な人(イップスでない選手)の体の軸。軸がしっかりと安定しているので体重移動がしやすく回転力も強い。軸の回転に伴って腕が振れる。

 

問診

 イップスの選手の体は、軸がブレ不安定。軸がブレていると体重移動が上手く行かず早い段階から前方に体重が移動してしまい腕だけ後方に残される。残された腕をどうにか前に出そうとして体は早く開こうとする。(力が入って上手くトップの位置に腕を持って行けなかった場合)その結果、体幹と腕の振りのタイミングが合わず小手先に力を入れ投げるか、タイミングが合っていないことを察知し手は脱力してしまう。

 

問診

 イップスで体の軸がブレている選手が難しいプレーでバランスを崩したとします。

 

問診

 バランスを崩したことを察知した脳は、反射的に体を立て直そうとします。このとき体の軸が安定して結果的に腕が上手く振れる。

◎三半規管がバランスを崩したことを察知した時、無意識に体の立て直そうとして結果的に軸が安定する。野球に限らず、他の競技でも同じだと思います。サッカーならPKのキック。誰にも邪魔されず自分のタイミングで蹴れて簡単に思えますがサッカーの中では一番イップスの症状が出やすいと思います。逆に相手の選手と競り合ってどうにか蹴るような時は、イップスの症状は出にくいのです。ゴルフなら近距離のパット。簡単に思えますがイップスの症状は出やすいのです。バンカーからのアプローチなどは意外と楽に打てることが多いと思います。             

 一般的にイップスは精神的なものが原因で起こる運動障害と言いますが、それだけでは、説明がつかない事がいろいろとあります。

 緊張する場面で出やすく、緊張しない場面では出にくい。出る動きがある程度決まっていて、他の動きの時は出にくい。出やすい力加減、出にくい力加減がある。出やすい距離、出にくい距離がある。

 イップスを治す為のヒントは、体が記してくれています。体が教えてくれている事を正確に読み取り対処する事が大切です。 

2018年11月02日

イップス研究報告②

 心技体の3つが合わさったものがパフォーマンスだと思います。イップスの成り立ちには、いくつか種類があると思います。今回5タイプに分けてみました。

*体の故障とは、単に痛みがあるかないかということではありません。人それぞれが持っている本来の健康な状態に戻っているかどうか。例えば関節の可動角度が左右同じように動いているか。神経の伝達は正常かなど沢山の検査項目があります。

タイプ➀

問診

 緊張する場面のプレーや気を使う相手(例えば怖い先輩など)とのプレーでミスをしないように慎重になる。慎重なプレーをしたことによって本来の自分のホームではなくなり体の動きがバラバラになる。本来の自分の動きが出来なくなった事に気づき慌てて修正しようと練習を繰り返す。そうしているうちに間違ったホームが完全に脳に刻まれる。間違ったホームでプレーを続けていくうちに体のいろいろなところに負担が掛かり故障を繰り返す。

 

タイプ②

問診

 技術の向上を目指し工夫してプレーする。その結果いつもと違うホームになる。動きに違和感が出てきてパフォーマンスが低下する。本来の自分の動きが出来ずフラストレーションが溜まる。どんどん気持ちがネガティブになる。このような状態で練習を続けて行くうちに、体のいろいろなところに負担が掛かり故障を繰り返す。

 

タイプ③

問診

 体の故障でしばらく練習を休む。痛みが取れて練習に参加した時、故障した部位をかばいながらプレーする。だんだん本来のホームが分からなくなり失敗を繰り返す。翌日も上手く行かずパニック状態に陥る。そして気持ちがネガティブになる。このような状態で練習を続けて行くうちに、間違ったホームが完全に脳に刻まれる。技術が本来の状態から掛け離れたものになってしまう。

 

タイプ④

問診

 体の故障があって痛みがあるが大会前のレギュラー争いで練習を休まずに行った。痛みの為、ホームがいつものように出来ない。それでも痛みを我慢してやっている内にホームが分からなくなる。痛みと失敗の繰り返しで気持ちがどんどん落ち込んでいく。

 

タイプ⑤

問診

 心・技・体どれかから発症したイップスが月日が経つに連れ複雑化して行く。心・技・体がお互いに邪魔をしあいパフォーマンスは著しく低下する。

 

◎イップスを治療する時に心・技・体のどれから発症し、心・技・体のどれをよりフォーカスして治療を進めて行くかが大切です。  

2018年10月12日

イップス研究報告①

 イップスとは、ネガティブな体験をしたことによって、心に出来たシコリやシミのような物が動きの邪魔をしてしまう。

 よくイップスを理解していない方は、イップスを治そうとして運動動作(ホーム)に手を加えようとします。それは大きな間違いです。体が思い通りに動かない状態があるから今の運動動作(ホーム)になっているのです。原因があって結果があります。目に見える運動動作(ホーム)は、結果に過ぎません。原因ではないのです。原因ではない運動動作(ホーム)をいじくると体は嫌がります。間違った試みは、ことごとくイップスに跳ね返されます。そして体が嫌がるとリバウンドが起きます。そうすると心のシコリは大きくなり、シミはもっと濃くなります。その結果、動きはさらに悪くなる。

 体と心のバランスを良くしてシコリを小さく、シミを薄くすることが出来れば、自然と運動動作(ホーム)は良くなります。最終的には、心のシコリやシミを消し去るのが目標です。後は、イップスの方は、運動をする時に押し寄せる不安感から過度な運動調節をすることが習慣付いているので、過度な運動調節をしない為のやり方を指導する。しっかりした方向性が分かっていれば、早い段階で良い結果として現れます。

 間違えてダメなことは、イップス治療は何かを付け加えたり何かを変えたりすることではなく、余分なものを消したり取り除くことです。そしてイップスになる前、何も意識しなくても運動が当たり前に出来ていた数カ月前・一年前・三年前・五年前の感覚に戻す。そうすることで本来の自分の動きを取り戻せます。

 

2018年09月08日

2018年 甲子園 夏

問診

 第100回全国高等学校野球選手権記念大会が終わりました。100回大会ということもあり、すごい盛り上がりでした。12日に観覧に行ってきましたが朝6:30から球場の外は、チケットを買う人々で長蛇の列でした。高校野球を見に行くととても良い気持ちになります。選手たちは、全力でプレーし、アルプスステンドは、遠くから応援に来た人たちが必至で応援しています。外野席は、両校を温かく見守っています。どの試合も感動があります。猛暑の中あれだけ大勢の人たちが見に行くのも分かります。

 良い刺激を受けまた頑張ろうと思いました!また来年も行きます!

2018年08月21日

テーブルメンテナンス

問診

 テーブルのメンテナンスをして今年の仕事は、終了です。長く良い状態で使おうと思ったら、定期的なメンテナンスは、欠かせません。メンテナンスして、いつも使いやすい状態に保っていないと良い治療は、出来ません。テーブルの調子が悪くなってから、手入れするのでは、遅いです。

 人の体も同じで普段からのメンテナンスが大切です。カイロプラクティックは、予防医学です。日本では、認識せれていない部分も多いですが、予防医学なので、症状が無くても定期的に治療を行い良い状態を保ち続ける事が一番大事です。

 今、日本の平均寿命は、女性87.14歳 男性80.98歳 です。一つの治療目標として当院では、90歳までは、自分の足で歩けるような状態でいて頂きたいと思って治療しています。簡単なことでは、ないですが自分の足で歩けるということは、QOL(生活の質)を維持する為には、重要です。患者さん自身が自分の体の事を真剣に考える事も必要です。

 今年一年いろいろとお世話になりました。また来年から新たな気持ちで頑張ってやっていきますので、よろしくお願いします。


2017年12月30日

プロフェッショナル仕事の流儀

 昨日、NHKのプロフェッショナル仕事の流儀という番組で移植外科医の笠原群生先生が出られていました。

笠原先生の言葉

・難しい状態だったから、しょうがないなんて言い訳にならない。自分の力が至らないだけ。

・やるのではない、やりきる。

・患者さんの未来に責任を持って謙虚に努力し続ける。

良い事言われていたので、メモしました。

こういう気持ちで取り組みたいです。

2017年07月11日

治療の本質

問診

 患者さんが初めて来院される時、腰が痛いとか足が痺れるとか症状があって来られます。腰が痛くなった時、整形外科に行ったり整骨院に行ったりします。お腹が痛くなったら内科の病院に行くと思います。それは、患者さん本人がこの症状の時には、〇〇病院の〇科に行くということをすでに理解し分かっているからです。整形外科に行けばレントゲンを撮って何か異常は無いかしっかり診てくれます。内科に行けば血液検査などして内科的なことをしっかり診てくれます。
 日々、患者さんと接していると大抵の患者さんは、腰も痛いし、なんだか胃腸の調子も悪くて頭痛もあって、血液検査をすれば異常な数値が出る。このような患者さんは、多いです。このような患者さんに腰を良くしようと思って、腰を一生懸命治療して良くなるのか?
 当院では、細かな問診票の記入、問診、検査、必要があればレントゲンを使って患者さんの体の不調の本質に近づけるようにしていきます。症状を追いかける治療ではなく。症状を踏まえて上で、いろいろな症状の本当の原因は、何なのかしっかり考えていきます。

 だから治療では、患者さんの体をたくさん触りません。治療の必要なところだけに絞って治療するように心掛けています。

2017年05月10日

検査が大切

 治療することよりも、まず大切なことは正しく検査し患者さんの身体の状態を正しく知ることです。

 当院の検査では、①問診②視診③ナーブスコープによる計測④静的触診⑤動的触診(⑥レントゲン画像分析)+⑦整形外科的検査を行い総合評価をして、どの骨をどの方向に矯正するかを決定します。ここまでがとても大切です。正しく検査して正しく評価出来なければ、その後の治療は、全く意味がありません。

 特に初めての患者さんの検査は、時間をかけて行います。良い結果を出す為には、大切なことだと思っています。


2017年02月09日

ブログ始めました

出来るだけ治療に関すること、書いて行こうと思っています。

2017年01月31日