ボールの握り方
ボールの握り方1つにしても、人それぞれいろいろな握りでボールを投げています。長年、野球をしていると今やっている握り方が当たり前になり、握り方が悪いとか握り方を改善してみようとは、なかなか考えないものだと思います。
せっかく全身で作ったエネルギーもボールの握り方が悪ければ力は上手くボールに伝わりません。ボールに上手く力の伝わらないリリースになってしまうと不安になり、無意識的にブレーキをかけるような動きになります。
全身で作った力が陰ならば、その力を受け取り外界に放たれたボールは陽です。陰陽は、常にバランスされているのでボールを正しく握れていなくて、ボールに上手く力を伝えることが出来なければ放たれるボール(陽)のエネルギーは、小さくなります。陽のエネルギーが小さくなれば、陰と陽は常にバランスしているので、陰である全身の力も小さくせざる負えないので、自然とブレーキをかける動きになったり腕が縮こまったりしてバランスを取る形になります。
ボールの握りは、陰と陽を繋ぐ架け橋ということになります。ボールの握り方は、上手く投げる上で大切なことの一つです。